「パスポートの取得」・「婚姻届」・「相続時」・「年金を受け取る時」など人生における様々な大事な場面で「戸籍謄本」・「戸籍抄本」は必要になります。
でも普段利用しないだけに取得方法などピンとこない人も多いはず
そこで今回は「どうやって取得するの?」・「いくらかかるの?」といった疑問に分かりやすく解説していきます!
こんにちは!ミニマムベース管理人の『キク』(@minimum_base)です。
今回私は海外挙式&ハネムーンに向けて「パスポート」が必要になりました。
※パスポート取得についてはこちらの「パスポート取得は準備が命!必要書類から申請・受取方法も解説します!」をご覧下さい!
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パスポート取得は準備が命!必要書類から申請・受取方法も解説します!
海外へ行くための必須書類といったら「パスポート」ですよね? ただ想像以上にパスポートを取得するには必要書類や準備が多く大変ですよ! 「どうやって ...
その中の持ち物で「戸籍謄本」又は「戸籍抄本」が必要なのですが、馴染みが無いため正確な取得方法がイマイチ分かりませんでした。
同じように悩んでる方向けに調べて分かりやすくまとめてみましたのでご覧下さい!
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目次
戸籍謄本(こせきとうほん)・戸籍抄本(こせきしょうほん)とは?
戸籍謄本(こせきとうほん)
戸籍謄本(こせきとうほん)とは「出生から現在にいたるまで親族関係の内容を全て書き写したもの」です。
正確には「戸籍全部事項証明書」と言います。
戸籍謄本は昔使われていた呼び方なのですが、今も名残で戸籍謄本と呼ぶ人は大勢します。
家族全員分の情報が欲しい時は戸籍謄本を選びましょう。
戸籍抄本(こせきしょうほん)
戸籍抄本(こせきしょうほん)とは「出生から現在にいたるまで親族関係の内容の一部を書き写したもの」です。
正確には「戸籍個人事項証明書」と言います。
こちらも戸籍抄本は昔使われていた呼び方ですが、今も名残で戸籍抄本と呼ぶ人は大勢します。
自分のみ又は家族の一人の情報で良い場合は戸籍抄本でも大丈夫です。
戸籍謄本・戸籍抄本の取得に必要な持ち物、書類
戸籍謄本・戸籍抄本の請求書
「市区町村の申請窓口」でもらうか「市区町村のホームページ」からダウンロードして取得出来ます。
認印
最近は自署のみでOKの自治体が多いようですが、念のためシャチハタ以外の認印を用意しておきましょう。
本人確認資料
○1点で良い書類
・パスポート
・運転免許証
・写真付の個人番号カード(写真付のマイナンバーカード)
・写真付の住基カード
・宅地建物取引士証
・身体障害者手帳等
など
○2点必要な書類
・健康保険被保険者証
・国民健康保険被保険者証
・介護保険被保険者証
・共済組合員証
・後期高齢者医療被保険者証
・国民年金手帳
・厚生年金保険年金証書
・学生証
・公共料金の納付書
など
上記以外にも提出可能な本人確認書類があります。
また、代理人が窓口に行く場合も同じように代理人の本人確認書類が必要になります。
詳しくはお住まい市区町村役場のサイトをご覧下さい。
委任状(代理人が取得する場合)
市区町村によって委任状が必要な範囲が異なりますが、本人の家族又は第三者が取得する場合は委任状が必要になります。
「市区町村の申請窓口」でもらうか「市区町村のホームページ」からダウンロードして取得出来ます。
・本人(頼む方)の住所・氏名・押印
・代理人(頼まれた方)の住所・氏名
を必ず本人(頼む方)の直筆で記入して持っていって下さい。
戸籍謄本・戸籍抄本の発行手数料
戸籍謄本・戸籍抄本共に1通450円で取得することができます。
ただし、自治体によってはコンビニのマルチコピー機で取得出来る場合があり、コンビニでの取得の場合は450円以下で取得出来ることもあります。
予め本籍地の市区町村役場へご確認下さい。
戸籍謄本・戸籍抄本の申請・取得手続について
戸籍謄本・戸籍抄本の申請は誰が出来るの?
本人はもちろん、その配偶者および直系血族の方・第三者でも委任状があれば申請ができます。
ちなみに直系血族とは父母、子、祖父母、孫、曾祖父母、ひ孫などを指します。
戸籍謄本・戸籍抄本の取得の3つの方法
戸籍謄本・戸籍抄本の取得は便利になり、今は主に3つの方法で取得可能となっています。
・市区町村役場の窓口にて取得する
・郵送で取得する
・コンビニで取得する
ご自身の状況を考え最適な方法で取得して下さい。
それでは一つ一つ解説していきます。
市区町村役場の窓口にて取得する場合
戸籍謄本・戸籍抄本は「本籍地のある市区町村役場」で取得
とても重要なポイントなのですが原則戸籍謄本・戸籍抄本は「本籍地のある市区町村役場の窓口」でなければ取得することができません。
現住所と本籍地が異なる場合は注意が必要です。
窓口での申請方法
まずは、「戸籍謄本・戸籍抄本の請求書」へ以下の事項を記入をして下さい。
○「窓口に来た方」の名前・住所・生年月日
○「請求する方」の名前・住所・生年月日
○本籍
○筆頭者の名前
○必要な書類が何通必要か?
○請求理由
記入が終わりましたら受付番号を取るか、受付の窓口へ提出します。
番号札が渡されますので、ご自身の番号が呼ばれるまで待ちます。
呼ばれたら、内容に間違いないか確認の上、枚数分の手数料額を支払えば戸籍謄本・戸籍抄本を受け取ることが出来ます。
郵便で取得する場合
時間がかかりますが、戸籍謄本・戸籍抄本の取得は郵便で請求することもできます。
郵送の場合の必要書類
・「戸籍謄本・戸籍抄本の請求書」(自治体によっては郵送用の雛形がある場合もあります。)
・「必要な枚数分の定額小為替」(郵便局で購入できます。)
・「本人確認書類のコピー」(代理人が請求する場合は代理人の本人確認書類のコピー)
・「返信用の封筒と切手」
・委任状(代理人が請求する場合)
が必要となります。
コンビニで取得する場合
コンビニで戸籍謄本・戸籍抄本が取得出来れば非常に便利です。
しかし、全ての自治体が対応出来ているわけではありませんので事前にご自身の本籍地のある自治体をご確認下さい。
必要な書類はただ一点「マイナンバーカード」があれば取得することができます。
本籍地と今の住所が同じ市区町村の場合以上の条件が揃っていればコンビニのマルチコピー機で取得をすることが出来ます。
まとめ 準備だけしっかり行えば手続きは簡単です。
窓口の取得に関してはあまり難しくなかったと思います。
郵送に関しては郵便局で定額小為替を購入したり、返信用封筒を作成したりなど手間も増えますので早めに準備しておきましょう。
また、コンビニでの取得に対応している市区町村の場合は通常「住民票」や「印鑑証明書」も取得出来るはずですので是非「マイナンバーカード」を作成しておくと、今後も便利に生活できるかと思います。
※パスポート取得についてはこちらの「パスポート取得は準備が命!必要書類から申請・受取方法も解説します!」をご覧下さい!
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