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住宅性能表示制度、評価とは?確認すべき10の分野や項目を解説!

2019年2月15日

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「地震に強い家に住みたい」・「耐久性が高く、長く住める家が良い」といったように、みなさんもが基本スペックが高い住宅を探したいと思いますよね。    そんな時に役立つのが「住宅性能表示」と「住宅性能評価書」です!

 

「地震に強い家に住みたい」・「耐久性が高く、長く住める家が良い」といったように、みなさんもが基本スペックが高い住宅を探したいと思いますよね。

 

そんな時に役立つのが「住宅性能表示」と「住宅性能評価書」です!

 

 

こんにちは!ビジベース管理人の『キク』(@busi_base)です。

 

住宅性能表示は国が定めた基準によって、住宅の性能に関して簡単に比較することができ、購入時にも参考になるとても便利な制度です。

 

しかし、予めどういった項目があり、どうやって比較をすれば良いのか知っておきたいところです。

 

そこで今回は住宅性能表示や住宅性能評価書の概要から、評価される10の分野について解説していきます!

 

※住宅ローンの金利タイプについては住宅ローンの主な3種類の金利タイプのメリット・デメリットを解説をご覧下さい!

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住宅性能表示、住宅性能評価書とは?

 

住宅性能表示とは国から指定を受けた第三者機関が家の品質をチェックして評価する制度のことを言います。

 

住宅性能表示は、建築前の段階における「設計住宅性能評価」工事完了後の段階における「建設住宅性能評価」があり、それぞれのチェックに合格すると客観的かつ統一の基準に基づいた「設計住宅性能評価書」「建設住宅性能評価書」が交付されます。

 

ただし、この住宅性能表示や評価書の取得はあくまでも「任意」の制度です。

 

しかし、高く評価されると万が一欠陥などでトラブルになった際に弁護士などの専門家が関与してくれる「指定住宅紛争処理機関」を1万円の申請料だけで利用できたり、銀行によっては住宅ローンの金利優遇が受けられる、地震保険料が割引になったりといったメリットが受けられます。

 

また、住み替えなどで住宅を売却する時にもこの「住宅性能評価書」があると、次の買主も安心できるといったメリットもあります。

 

 

住宅性能評価を行う10の分野

 

住宅性能表示の「評価」に関しては、「構造の安定」「火災時の安全」「劣化の軽減」など住宅の性能に関して重要な部分を10分野32項目(必須項目4分野9項目)に分けて等級や数値で表示しています。

 

この評価(等級)が高い程、客観的にみて性能が高い住宅ということができます。

 

また、勘違いしている方が多い点として、各等級が最低の「1」だったとしても、現在の建築基準法をしっかりと満たしており、住宅としては全く問題ありませんのでご安心ください。

 

構造の安定(必須)

 

地震や強風・大雪などが起きた時の倒壊のしにくさや損傷の受けにくさを評価しています。

 

等級が高いほど地震などに対して強いことを意味します。

 

等級1でも、建築基準法を満たす住宅なので、大地震が起きても倒壊することはまずありませんが、性能表示制度を使うと、評価機関が建築工事を検査するので、ミスや手抜き工事の防止に役立ちます。

 

劣化の軽減(必須)

 

年月が経っても土台や柱があまり傷まないようにするための対策がどの程度されているかを評価しています。

 

等級が高いほど柱や土台などの耐久性が高いことを意味します。

 

維持管理・更新への配慮(必須)

 

配管の点検や清掃のしやすさ、故障した場合の補修のしやすさなどを評価しています。

 

等級が高いほど配管の清掃や補修がしやすいことを意味します。

 

温熱環境(必須)

 

暖房や冷房を効率的に行うために、壁や窓などの断熱などがどの程度されているかまた、設備(暖冷房、換気、給湯、照明)や創エネルギー(太陽光発電など)を総合的に評価します。

 

等級が高いほど省エネルギー性に優れていることを意味します。

 

空気環境

 

接着剤等を使用している建材から発散するホルムアルデヒドがシックハウスの原因のひとつとされているため、接着剤を使用している建材などの使用状況を評価しています。

 

また、住宅の中で健康に暮らすためには適切な換気が必要なので、どのような換気設備が整えられているかについても評価します。

 

光・視環境

 

東西南北及び上方の5方向について、窓がどのくらいの大きさで設けられているのかを評価します

 

音環境

 

主に共同住宅の場合の評価項目で、上の住戸からの音や下の住戸への音、隣の住戸への音などについて、その伝わりにくさ(遮音)を評価しています。

 

火災時の安全

 

住宅の中で火事が起きたときに、安全に避難できるための、燃え広がりにくさや避難のしやすさ、隣の住宅が火事のときの延焼のしにくさなどを評価しています。

 

高齢者などへの配慮

 

高齢者や障害者などが暮らしやすいよう、出入り口の段差をなくしたり、階段の勾配を緩くしたりというような配慮(バリアフリー)がどの程度されているかを評価しています。

 

防犯性能

 

外部開口部(ドアや窓など)について、防犯上有効な建物部品や雨戸等が設置されているかの侵入防止対策を評価しています。

 

 

まとめ 事前に対応可能か確認を

 

ご紹介したように、とてもメリットも多い住宅性能表示ですので可能であれば評価書が取得可能な住宅を選びたいところです。

 

しかし、実は全ての建築メーカーで取得・対応が可能というわけではありません。

 

ですので、住宅を建てる・購入する際にはこの「住宅性能表示」を受けることが出来るのか出来ないか、事前に確認しておくことを忘れないようにしましょう。

 

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  • この記事を書いた人

キク

ゲームや最新アプリ好き。東京都在住のアラサー2児のパパ。元不動産仲介営業マン。 会社の代表取締役として不動産賃貸業(投資)と「ミニマムベース」等を運営しています。 楽しく発信していきたいと思います!

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