アパートの入居者から物件が原因で多額な損害賠償請求をされてしまった・・そんな時に加入していると安心できるのが「施設賠償責任保険」です。
こんにちは!ビジベース管理人の『キク』(@busi_base)です。
火災保険や地震保険は加入されている方も多いと思いますが、実は同じぐらい施設賠償責任保険も重要です。
私も全物件で加入しているほど、是非おすすめしたい保険です。
今回は施設賠償責任保険の概要や内容をご紹介していきます。
※地震保険の基礎知識については地震保険の仕組み・基礎知識!加入する必要性や契約方法、料金を解説をご覧下さい!
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地震保険の仕組み・基礎知識!加入する必要性や契約方法、料金を解説
地震大国の日本において「地震保険」は非常に強い味方となりますが、意外と詳しく内容が分からないという方も多いのではないのでしょうか?
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施設賠償責任保険とは?
施設賠償責任保険とは建物や設備の欠陥や不備により、入居者や通行人などにケガなどさせてしまった場合の損害を補償してくれる保険のことを言います。
例えばですが、
・外壁の一部が不具合により剥がれてしまい通行人がケガをした
・キッチンの床が抜けて入居者がケガをしてしまった。
・建物が原因で水漏れを起こし、入居者の家財に損害を与えた
といったケースが対象となります。
施設賠償責任保険と似た名前の保険で個人賠償責任保険がありますが、個人賠償責任保険は「個人」が他人に損害を与えた場合を対象としていますが、施設賠償責任保険は建物や設備など「施設」が損害を与えた場合の保険となります。
所有している物件が原因で、損害賠償責任を負った場合に生命の危機など最悪の事態に発展すると賃貸経営に大ダメージを与える可能性があります。
こういったリスクを回避する為にも多くのオーナーにとって施設賠償責任保険は必要な保険と言えます。
保険料が安く、補償金額が大きい
施設賠償責任保険の加入方法としては、
・火災保険の特約として加入する
・施設賠償責任保険単独で加入する
の二つの方法が考えられます。
施設賠償責任保険の良さはなんといっても保険料が安く、補償金額が大きい点です。
保険会社や建物面積にもよりますが、補償額を1億円に設定した場合でも、1年間の保険料は1,000円~数千円程度と安い保険料で加入することが可能です。
また、保険金で支払われるのは損害賠償金だけでなく、
・裁判に掛かる費用
・損害を防ぐ為に掛かった費用
・応急手当等の費用
なども含まれています。
手元の資金は払いきれない様々なリスクに備えることが非常に優秀な保険です。
まとめ 安い保険料で大きな安心を
ご紹介したように施設賠償責任保険は安い保険料で大きな安心を得ることできます。
万が一の事態に備えて施設賠償責任保険の加入を是非検討してみてください。
※地震保険の基礎知識については地震保険の仕組み・基礎知識!加入する必要性や契約方法、料金を解説をご覧下さい!
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地震保険の仕組み・基礎知識!加入する必要性や契約方法、料金を解説
地震大国の日本において「地震保険」は非常に強い味方となりますが、意外と詳しく内容が分からないという方も多いのではないのでしょうか?