昨今よく耳にする「IoT(アイオーティー)」という言葉をご存知でしょうか?
不動産投資にも大きく関係のある「IoT」に注目していきます。
こんにちは!ビジベース管理人の『キク』(@busi_base)です。
「IoT」を活用することができれば不動産オーナーや管理会社だけでなく、入居者にとっても、満足度が上がるものになります。
今回は「IoT」の概要から、現在考えられる活用方法までご紹介していきたいと思います!
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IoT(アイオーティー)とは?
IoT(アイオーティー)とは「Internet of Things」の略で、日本語訳にすると「モノのインターネット」、モノがインターネット経由で通信することを言います。
パソコンやスマートフォンなどの通信機器に限らず、冷蔵庫やエアコンなどの一般家電、照明機器、果ては開閉センサーのついたドアや窓、湿度センサーを埋めた土壌なんてモノもあります。
様々な「モノ」をインターネットにつなげて相互連携を行うことで、莫大な情報を集めながら生活やビジネスの利便性を高めることが可能になります。
賃貸住宅とIoT
それではIoTを活用することにより、賃貸住宅ではどんなことが起きるのでしょうか?
IoT賃貸住宅の中核として考えられているのが、スマートスピーカーやスマートリモコンと、それらをコントロールするスマートフォンやタブレットのアプリです。
スマートリモコンは、様々な家電を動かす赤外線式リモコンをインターネットにつなげたものです。
これを使えば、入居者はスマートフォンからインターネット経由でエアコンやテレビ、照明などの操作がまとめて行え、外出先からも操作ができるようになります。
旅行等の長期外出の際に外から照明を操作し、防犯対策をすることも可能になるでしょう。
また、こういったIoTを利用して様々なモノと連動させた住宅のことを「スマートハウス」と呼んでいます。
ご説明したこれらの昨日は遠い未来の話ではなく、すでに気軽に利用されている商品も多くあります。
例えば話題のスマート(AI)スピーカー「Google Home」や「Amazon Echo」などは、数千円~数万円程で、すぐに自宅で利用することができます。
連動設備と活用次第で爆発的に普及する可能性があります。
不動産投資での活用
不動産投資や不動産の管理においては、内見時の活用が考えられます。
内見前の照明や冷暖房の調節、内見時の鍵のコントロールが可能となるほか、入居希望者への物件説明もスマートフォン経由でリアルタイムに行えそうです。
植栽の土壌や給排水設備にセンサーを埋め込めば、水不足や漏水に反応してアラートを発することも可能です。
素早く適切な物件の管理ができるようになります。
また、防犯面での利用も考えられます。
遠隔でリアルタイムでエントランスや駐車場の状況確認をしたり、入居者はインターフォンのカメラの映像を外出中でもスマートフォンから確認することも可能です。
まとめ 時代の最先端を賃貸経営に
賃貸住宅においても「IoT」は非常に注目され、今後より大きな影響を与えることが予想されます。
話題性のある「IoT」を時代を先取りして導入することができれば、空室対策への期待もできそうです。