相続で取得した土地をどのように利用すればよいか、お悩みの方も多いかと思います。
実は不動産には本当に様々な活用方法があり、今回は代表的な方法10個まとめてみました!
こんにちは!ビジベース管理人の『キク』(@busi_base)です。
土地の活用方法は駐車場やアパート経営だけではありません。
また、ご自身の置かれている状況や、土地の立地、特徴などによって効果的な方法は変わってきます。
そこで、この記事では土地の活用方法の種類や特徴をなどをご紹介していきます。
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定期借地
定期借地とは所有している土地を10年~50年程度の期間長期に貸出して、地代収入を得ることを言います。
土地を貸して、建物は借主の事業者が建築する為、投資のコストがほとんどかからないことが最大のメリットです。
ランニングコストとしても、固定資産税・都市計画税ぐらいしか発生しません。
ただ、その反面収益性は低く、最低でも10年以上は貸した土地を他の活用方法に転用ができないといったデメリットもあります。
月極駐車場
収益性は低いですが、アスファルトの舗装程度で、すぐにでも始められるのが、月極駐車場の経営です。
撤退するのも容易な上、他の活用方法にもすぐに転用できるので失敗した際のリスクも低く抑えることができます。
コインパーキング
上記の月極駐車場と基本的には一緒ですが、コインパーキングの場合は立地がよければ、月極駐車場よりも収益性が高くなります。
ですので、月極駐車場よりも、より立地に関してシビアに検討する必要があります。
賃貸アパート
土地活用の定番といえばアパート経営です。
所有している土地にアパートを建築して、入居者から賃料を得るシステムになります。
木造や軽量鉄骨にて建築するのが一般的ですのでマンションと比べると、コストを低く抑えてはじめることができます。
また、住居系の活用法全般に言えますが、「銀行からの借入がしやすい」というのも大きなメリットと言えます。
賃貸マンション
もう一つの定番がマンション経営です。
アパートと比べ鉄筋コンクリートにて建築する為、かなり大きい投資額が必要になります。
また、建物が大きな規模になるため建築できる土地は限られてきます。
シェアハウス
アパート・マンション経営の一部ですが、入居者用の居室と、入居者がみんなで共用で使うキッチン・浴室・トイレ・リビングなどの設備を備えているのがシェアハウスです。
導入する設備が少なく、部屋数も多く取れるため建築費用を抑えつつ収益性が高い投資が可能になります。
ただし、ニーズがあるエリアが限られるといった点や、入居者同士の生活の距離が近いためトラブルや入居者の入れ替えが多くなる傾向にあります。
賃貸戸建
一般の入居者を募る方法としては、賃貸用の戸建てを建築するといった方法も考えられます。
一戸建てが入る程度の土地の広さがあればよいので、ほとんどの土地で建築することができます。
ただ、アパート・マンションと比べると、入居出来るのが1戸だけですので収益性は低くなりがちです。
賃貸併用住宅
アパートの中の一部に自宅を作るのが賃貸併用住宅です。
通常アパートやマンション経営にローンを利用する場合は金利が高くなりがちですが、賃貸併用住宅の場合は、金利の低い住宅ローンが利用できるといったメリットがあります。
アパート部分の家賃収入で自宅のローンの一部が返済できるのも良い点ですが、本来貸せるはずの部屋を自宅として利用してしまっている為、収益性は低くなります。
太陽光発電
太陽光発電(経営)とは土地や建物(主に屋根)に等に設置したソーラーパネルにより、太陽光を電気に変換させて売電収入を得る投資の方法です。
また、太陽光発電では電力会社が10年又は20年の期間価格を固定で買取る制度もあり、安定した収益が見込めます。
ただし、固定買取制度が今後も同水準の買取価格で推移していくかは分かりません。
また、土地の周りに建物や障害物が出来るリスクやパネルの経年劣化や破損といったリスクもあります。
トランクルーム
トランクルーム(経営)とは空いた土地にトランクルームを設置して、収納スペースを提供して契約者から収入を得る方法を言います。
コンテナを置くだけのタイプのものから、ビルの1階部分のみ、建物1棟全体収納スペースの室内型など種類も広がりをみせています。
比較的場所を選ばず始めることが出来ますが、集客に関しては立地が大きな影響を及ぼす為、その見極めが重要になってきます。
まとめ 所有している土地の特徴を考えて!
ご自身の所有されている土地の特徴や状況などによっても、最適な活用方法は異なってきます。
代表的な方法をご紹介してきましたが、今回の内容を是非参考にしていただいて、より収益が上がりそうな方法を検討してみてください!