不動産の売却を考えた時に、「いくらぐらいか事前にイメージを知っておきたい」・「築10年程の我が家は今いくらぐらいなのだろう?」というようなことは不動産を所有している方であれば誰でも考えると思います。
そんな時に、ご自身でインターネットで検索するだけで簡単におおまかな相場を調べられるとしたら便利だと思いませんか?
こんにちは!ビジベース管理人の『キク』(@busi_base)です。
本格的に不動産の査定を行おうとすると、一から査定方法を勉強して、一つ一つ計算していくのは慣れてない方には難しいと思いますし、面倒です。
そこで今回は、ご自宅にいながら誰でも簡単にインターネットを使って現在の不動産相場を知る方法をご紹介したいと思います!
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レインズマーケットインフォメーションで調べる
レインズマーケットインフォメーションとは国土交通大臣指定の不動産流通機構が運営しているサイトです。
不動産流通機構では「レインズ」と呼ばれる不動産業者のみが物件を検索できる不動産業者専用のシステムの運営も行っています。
レインズでは、全国の不動産業者が売却依頼を受けた物件をレインズに登録しており、レインズ無くして不動産業者は仕事が出来ないぐらい重要なシステムです。
レインズには実際に成約になった場合に成約価格と合わせて登録する必要があるのですが、「レインズマーケットインフォメーション」では、その実際に成約となったデータを元に相場を調べることができます。
直近一年間の一戸建て・マンションの情報をどちらも検索可能です。
さらに最寄駅や土地、建物面積・間取り・築年数などを絞って検索できますのでとても便利です。
公式サイト
土地総合情報システムを利用する
土地総合情報システムとは国土交通省が管轄している、実際に不動産取引を行った人にアンケート調査を行い、取引価格の結果をデータベース化したサイトになります。
国が運営しているサイトになりますので、信ぴょう性の高いデータを閲覧することができます。
「不動産取引価格情報検索」では過去10年分の情報を見ることができ、一戸建て・マンションさらに土地も含めた不動産種別を選んで相場を調べることができます。
住所や路線、駅で絞って探すことが出来ますが、レインズマーケットインフォメーションのような詳細検索はできません。
その代わり、土地総合情報システムでは毎年国土交通省が発表している、全国の土地の「地価公示」と「都道府県地価調査」も合わせて検索することができるので便利です。
不動産の価格基準は他に路線価や固定資産税評価額といったものもありますが、「地価公示(公示地価)」と「都道府県地価調査(基準地価)」は共に、実勢価格(実際に取引される基準の価格)に一番近いとされている重要な指標の一つです。
相場を調べる一つの指標となりますので、合わせて利用すればより精度の高い相場を知ることができます。
公式サイト
まとめ 簡単に相場が調べられる時代に!
インターネットが発展した現代では、自宅にいながらおおよその、ご自宅の相場が分かるようになりました。
だいたいの相場が分かったら、次は実際に不動産会社に査定依頼をしてみましょう!
今は不動産会社に行かずとも、ご自宅を不動産のプロが査定してくれるサービスも増えていますので是非活用してみてください!