平和の象徴と言われる「鳩」ですが、全国各地に生息し、また同時に多くの方がその被害に悩まされています。
大事な物件に鳥害を住みつかせないためにも、しっかりと対策をしましょう。
こんにちは!ビジベース管理人の『キク』(@busi_base)です。
私は鳩自体は可愛いなと思うのですが、不動産賃貸業(投資)を行うにあたっては大事な物件を汚されたり、入居者を困らせたりする厄介な存在です。
今回は一番被害が多いであろう鳩を中心とした鳥害対策の方法をまとめてみました!
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鳩などの鳥害とは?
鳩を中心とした鳥害の主な被害は糞と鳴き声です。
バルコニーなどに巣を作られてしまうと、早朝や夜間の鳴き声によって眠りを妨げられてしまいます。
また、羽毛・餌・大量の糞などによる衛生面での問題も発生します。
鳩は一年中繁殖できると言われていますが、特に4~6月が中心ですのでこの時期は要注意です。
我々不動産オーナーは借主が通常に生活出来る環境を提供しなければなりません。
「鳩のせいで眠れないんだけど!」「鳩の糞で洗濯物が干せない!」などのクレームが出る前に対策を行いましょう。
鳩などの鳥害への対策方法
鳥避けネット
専用のネットでバルコニーの開口部を覆う、最も基本的な対策です。
効果は高いですが、外観を損なう上に、設置時に壁にボルトを打ち込まなければならない場合もあります。
商品選びの際はよく注意してください。
また、火災時に鳥避けネットのせいで逃げられなくなった、なんてことになったら大変です。
しっかり人の手で破ったり、外すことが出来るかもチェックして下さい。
※バルコニーの鳥避けネットは以下の商品がオススメです!
鳥避け剣山・ワイヤー
鳩がよく止まる部分に設置し、居つくのを防止します。
ネットほど外観を損ねないのがメリットです。
反面、入居者のバルコニーでの動き方を制限してしまう可能性があります。
また、手すりなどに設置する時は落下しないようにきちんと施工しましょう。
※バルコニーの鳥避け剣山・ワイヤーは以下の商品がオススメです!
こまめな掃除・定期点検をする
鳩は昔「伝書鳩」として使われたほど帰巣本能が強い動物です。
一度巣を作られてしまうと撃退するのが難しくなってしまいます。
その為にはまず、こまめにバルコニーなどを掃除しましょう。
他のハトの糞でも、糞があると「安全地帯」と考え、居ついてしまう可能性があるそうです。
また、ベランダにあまり物を置かないようにしましょう。
隠れられて狭い場所は巣作りに適しています。
また、長期間空室になってしまっている時などは定期的に廊下やバルコニーも点検しましょう。
特に室外機の裏側は要チェックです!
電線を引いた会社に対策をしてもらう
鳩以外の鳥でもよくあることですが、電力会社やNTTやケーブルTV会社が引っ張った線に鳥が止まり、糞の被害を受けることがあります。
その時は線を引いた各会社に連絡をしてみましょう。
無償で対策を行ってくれる場合があります。
まとめ 初期対応が大事です!
一度鳩などの鳥が住みついてしまうと、連鎖的にどんどん増えてしまうことがあります。
特に大きなマンションなどは鳩の巣窟になってしまうことも・・・
少しでも兆候を感じたら後回しにせず、迅速な対応を心がけましょう。