身分証明書として「運転免許証」を利用している方はとても多いと思います。
でも「運転免許証」が原因でローンが通らなくなることがあるって知ってました?
こんにちは!ミニマムベース管理人の『キク』(@minimum_base)です。
私は元不動産仲介営業マンとして様々なお客様の住宅ローンを取り扱ってきました。
その業務の中で一度銀行員の方から「運転免許証の12桁目の番号が・・・」と言われ審査に大変苦労したことがあります。
運転免許証の番号の12桁の数字は、左から1~2桁目、3~4桁目、5~
それでは早速見ていきましょう!
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目次
最初の2桁は初めて免許を取得した都道府県
初めて免許を取得した都道府県を示しています。
例えば初めて運転免許証を取得したのが東京都の場合は「30」という表記になります。
途中で他の都道府県へ引越しして更新しても変わることは無いですよ。
3~4桁目は初めて免許を取得した西暦
初めて免許を取得した西暦の下2桁になります。
たとえば1988年に初取得した人の場合は88と記載されていま
5~10桁目は管理する為の番号
各公安委員会(各都道府県)が管理するのための番号です。
単純に整理する為の整理番号と言われていますが、具体的にどのような意味を持たせているのかは諸説ありますが、実態は詳しくは分かっていません。
11桁目は検査用の番号
チェックデジット(検査数字)と呼ばれる偽造防止のための番号です。
とある計算式に基づいて計算した数字が11桁目の数字と合致しない
ローンの審査で重要なのは最後の12桁目
免許証の再交付回数を通算したものです。
この最後の12桁目の数字がローンを借りる際に非常に大事になってきます。
一般的にこの最後の12桁目が「3」以上になっているとローンの審査が厳しくなり、理由を求められることもあります。
また、「5」を超えてしまうと非常に厳しくなります。
それは「運転免許証の偽造」や「二重に持っている」など、悪用しているのではないかと見られてしまうからです。
また何度も何度も運転免許証を紛失してしまうだらしのない人に大きなお金を貸したくないですよね?
どちらにしろ要注意人物としてみられてしまいます。
ですので、身分証明書に運転免許証を利用した場合にローンが通らなくなることはあります!
再発行を受けたことがなければ、この数字は「0」です。
10回再発行された場合は、「0」ではなく、「1」と記載されます。(そんな人いるのか?)
免許の更新や区分変更はもちろん、破損などでの再発行の場合も手元で内容が確認できればこの番号は変わりません。
「紛失」などで再発行を受けると、この番号が増えて行きますの要注意です。
運転免許証が使えない場合のローン対策
対策としては身分証明書として運転免許証を提出しないことです。
基本的には顔写真付きの身分証明書であれば足りますので、
・パスポート
・マイナンバーカード
・住民基本台帳カード
のいずれかの提出で大丈夫です。
一度紛失回数の多い運転免許証を金融機関に提出してしまったら通ることは困難になるので、別の金融機関に提出せざるおえなくなります。
どうしても希望の金融機関にてローンを借りたい場合に運転免許証を出してしまってからでは後の祭りとなってしまいます。
あらかじめ運転免許証以外の身分証明書を確認してから金融機関へ申込みすることが大事です。
まとめ 運転免許証は大事に保管しましょう!
このように運転免許証の番号は単純な通し番号のようにも見えますが、
なかなか運転免許証をまじまじと見ることは無いと思いますので、たまにはじっくり眺めてみるのもいいかもしれません。
運転免許証は大事に保管しましょう!