夢の「一戸建て」購入といっても、取得する方法は主に4種類あります。
それぞれメリット・デメリットがあり手続きも異なります。
自分の最適な住宅を選ぶ為の入口を確認していきましょう。
こんにちは!ミニマムベース管理人の『キク』(@minimum_base)です。
一戸建てのマイホームを手に入れる方法は大きく分けて、
・土地を用意して、お好きな建物を建てる「注文住宅」
・土地を購入して、セットになった建物会社に建築してもらう「建築条件付き土地(売建住宅)」
・土地と建物がセットで企画された商品を購入する「建売住宅」
・既に一度誰かが住んだ土地と建物を購入する「中古住宅」
の4パターンが考えられます。
それではそれぞれの特徴や注意点なんかも見ていきましょう。
※一戸建ての構造・工法については一戸建て5つの工法の種類、メリット・デメリットのまとめをご覧下さい!
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一戸建て5つの工法の種類、メリット・デメリットのまとめ
一戸建ての購入を検討している方にとっては工法(建て方)も重要な検討材料の一つになります。 今回も家づくりにおける最初の大事なテーマになりますので一つ一つ確認していきましょう ...
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注文住宅のメリット・デメリット
注文住宅とは既に所有している土地であったり購入した土地に、自分の好きなハウスメーカーで建築することを言います。
注文住宅のメリット
建物のデザイン、構造、間取り、設備など自分の希望に合わせて自由に建築することができます。
家づくりのプロセスを十分楽しむことができ、こだわりを叶えることができるでしょう。
注文住宅のデメリット
土地も購入すると仮定すると4つの中で一番購入費用が高くなります。
また、建築前の状態で購入するわけですから、実際に完成した建物がイメージと違ったという可能性があります。
選択の幅が広すぎてしまう為、ある程度の知識が必要で、時間と手間も掛かります。
建築条件付き土地(売建住宅)のメリット・デメリット
建築条件付き土地とは土地を購入するとき、あらかじめ建物の建築工事を頼む会社がセットになっているものをいいます。
建築条件付き土地のメリット
間取りや設備、カラーなどをある程度希望に合わせて建築することができます。
建築条件付き土地のデメリット
建築会社が決まってしまっているので、その会社が建てられる構造、工法に限られる為、注文建築程の自由度はありません。
また土地を契約してから3ヶ月以内に建物の請負契約をしないと「白紙解約」というルールがあり、打ち合わせ出来る時間は少し短めです。
建売住宅のメリット・デメリット
建売住宅とは土地と建物がセットで企画された住宅のことを言います。
建売住宅のメリット
大量に発注した部材・設備を使い建物を建築している為、購入費用が安く済みます。
既に企画済みの商品を購入する形になりますので時間も手間も掛かりません。
完成済みの住宅の場合、実際に建物を目に見て確認してから購入することが出来ます。
建売住宅のデメリット
建築中の本当の初期段階であればカラーを選べる場合もありますが、建物への自由度はほぼ無いと言ってもいいでしょう。
また、大きな建売の分譲住宅が立ち並ぶ場合、景観は整っていて綺麗ですが、没個性的とも言えます。
完成済み物件を購入する場合、住んだ時のイメージは湧きますが建築中の現場を一切見ていないので、しっかり施工されているかという不安は多少あります。
中古住宅のメリット・デメリット
中古住宅とは一度誰か住んだことのある既存の土地と建物のことを言います。
中古住宅のメリット
一番のメリットはやはり建物が築年数により価値が落ちている分、購入費用が安い点にあります。
また、実際に建物を目に見て確認してから購入することが出来ます。
中古住宅のデメリット
構造や設備など表から見えないところに故障がある可能性が高くなります。
また、現況有姿が原則ですので購入後の保証・アフターサービスは新築と比べると期間が短かったり、内容が薄いものがほとんどです。
まとめ 予算やこだわりを吟味して決めていきましょう。
以上4つのパターンについてメリット・デメリットをご覧いただきました。
手続や資金計画なども考慮した上、それぞれの違いを踏まえて、自分にあった一戸建ての購入方法を検討してみてください。
※一戸建ての構造・工法については一戸建て5つの工法の種類、メリット・デメリットのまとめをご覧下さい!
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一戸建て5つの工法の種類、メリット・デメリットのまとめ
一戸建ての購入を検討している方にとっては工法(建て方)も重要な検討材料の一つになります。 今回も家づくりにおける最初の大事なテーマになりますので一つ一つ確認していきましょう ...