新築戸建てや新築マンションを購入した方の楽しい瞬間が、引渡し前の「内覧会」です。(完成済を購入の方は「オーナーチェック」)
初めてご自身の家の中を見る瞬間ですので舞い上がってしまいそうですが、この内覧会ではしっかりと「不具合がないか確認すること」がなにより大切になります。
こんにちは!ビジベース管理人の『キク』(@busi_base)です。
内覧会(オーナチェック)時の建物チェックはプロに立ち会ってもらう方法もありますが、買主が自らチェックできる項目もたくさんあります。
内覧会では担当者がチェックシートを持って、気になった箇所を記録する仕組みとなっていますので、遠慮せずにどんどん相談しましょう。
今回は、内覧会(オーナチェック)時に確認したいポイントについてご紹介していきます。
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壁紙の傷・汚れなど
壁紙に浮いているところはないか、傷が付いたり汚れているところがないか、合わせ目に隙間がないかなどを確認しましょう。
専門的な知識がなくても目で見て調べることが可能ですので、部屋の角の部分までチェックを怠らないようにすることが大切です。
壁だけでなく、天井も見落とさないようにしましょう。
小さなものであれば、施工担当者がその場で直す・汚れを落とすこともあります。
ドア・襖・窓・建具
必ず全て開閉を行い、鍵がついている箇所はロックも問題ないか確認しましょう。
開閉時に音がしたり床をこすっていないか、ハンドルにガタつき・ゆるみがないかなど細かくみていきます。
アルミサッシやシャッター、雨戸といった金属製の建具も開閉チェックを行い、異音がしないか、動きがスムーズかどうかも確認が必要です。
収納も、扉部分の確認だけでなく内部のハンガーパイプや棚板などの固定具合をチェックします。
なかにはつけ方を間違えていたり、簡単に取れたりする場合もあるので、細かい部分まで確かめて下さい。
床
床に関してですが、傷・汚れはもちろんのこと、貼り合わせ部分の処理がきちんと行われているかも確認します。
続いて床鳴りが無いか、床を隅から順に強く踏んでチェックしていきましょう。
最後に床の傾きについてですが、今はホームセンターなどで安く「水平器」を購入することができますのでビー玉などを利用するより正確な結果を知ることができます。
水回り
キッチンやトイレ・洗面台の水回りでは、各給排水管がしっかりつながっているか、水道の蛇口をすべて開けて水がきちんと流れるかどうか確認が大切です。
実際に水が出ているところだけでなく、排水管の部分で水漏れがないかなどのチェックも行ってください。
まとめ 時間を掛けて丁寧に見てまわろう
物件の引渡し前の最後の実物の確認作業ですから、住んだあとのトラブルを減らすためにも積極的に指摘を行っても大丈夫です。
ただ、中には「絶対に不具合を見つけてやる!」と意気込んで神経質になりすぎてしまう方もいらっしゃるので、「常識の範囲内で行う」よう心がけてください。
今回の記事を参考に気持ちよく引渡し後に住むことが出来るように、1つ1つ丁寧にチェックして見て回るようにしましょう。