毎日の生活を快適に住んでいく為には住宅の日頃のお手入れから、定期的なメンテナンスは欠かせません。
でも、掃除機を掛けるぐらいはみなさん行っているかと思いますが壁や建具など、どのように手入れをしていいか分からず悩んでいる方も多いのではないでしょうか?
こんにちは!ビジベース管理人の『キク』(@busi_base)です。
住宅のメンテナンスをしっかり行うことは快適に住むだけでなく、資産価値低下を遅らせることによって将来的な売却時に高く売れることにも繋がります。
そこで今回は住宅の「屋内」部分のお手入れやメンテナンスの方法についてまとめていきたいと思います!
※住宅「屋外」のメンテナンスについては住宅屋外の点検・メンテナンスや手入れ方法のチェックポイントまとめをご覧下さい!
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日頃から自分でチェックを
住宅は人間の体や自動車と同じように定期的に点検を行い、見つかった不具合を早めに直すことが大切です。
その為には日頃から自分の目で確認するのが一番の予防となります。
また、簡単なチェックリストを作って、普段の掃除のたびに確認するのがおすすめです。
さらに、それに加えて月に1回・半年に1回など、よりレベルの高い点検もするとよりベターです。
本格的なセルフチェックでは、点検・補修のチェックシートのほか、建物の図面も用意して、おかしな場所がないか、家全体を丁寧に確認していきます。
ただし、中には点検をするのに危険を伴う場所もあるため、そういったところは簡単に眺める程度にしておくか、どうしても不安な場合には専門家に依頼するようにしましょう。
壁・天井
壁紙(クロス)
内壁の種類には様々な材質のものが存在しますが、メンテナンスもしやすく、手軽に貼り換えられるのが壁紙(クロス)です。
最も一般に普及しているビニールクロスは、安価でバリエーションが豊富なうえに、軽い汚れなら住宅用洗剤に浸した堅しぼりの雑巾で拭き取れます。
接着剤が浮き出て見えたり、薄汚れてきたら張り替えどきです。
塗り壁
漆喰や珪藻土などの塗り壁は防火・防音性に優れていますが、汚れがつくと掃除するのが難しいという難点があります。
特に水ぶきは厳禁ですので気をつけて下さい。
小さな汚れは消しゴムで消せますが、ひどい汚れは塗り替えが必要です。
木材
木材の壁は温かみのある、趣をもたらすことができます。
しかし、湿気を吸いすぎると割れたり反ったりしますので、ワックスがけや保護材の塗装など定期的なメンテナンスが欠かせません。
床
床の仕上げ材にはフローリングや畳、カーペットなどの種類がありますが、どれも定期的な手入れをすることで綺麗に長持ちをさせることができます。
フローリング
フローリングは普段は掃除機がけか乾拭きを行いましょう。
汚れが気になる場合は堅く絞った雑巾で拭いてください。
さらに半年~1年程の間隔で定期的にワックスを塗り直すことで、保護もできるうえに、見た目も保つことができます。
畳
畳は普段は掃除機を使って掃除を行いましょう。
水ぶきは避けてください。
また、畳の場合は年に一度、梅雨が明けた時期に畳を上げての掃除が大事になります。
カビが発生したときはその部分をアルコールなどで拭き取りましょう。
カーペット
カーペットも普段は掃除機を使って掃除を行います。
年に1~2回はカーペットクリーナーを使って全体の掃除を行うことを忘れないようにしてください。
水回り
浴室
浴室は使用後に換気をして湿気を早く外に出し、天井や壁を濡れたままにしないようにするのがポイントです。
また、使用後に冷水をかけて室内を冷やすとカビの発生を防ぎやすくなります。
カビが出てしまったときは、市販のカビ取り剤や塩素系漂白剤を使って速やかに取り除くようにしてください。
洗面台・シンク
洗面台やキッチンのシンクなどは汚れやすいところですが、汚れを放置せずに中性洗剤でこまめに清掃を行うようにしてください。
清掃後に乾拭きすると水垢を防ぐことができます。
建具
ドアの開閉が上手くいかない場合は「蝶番」を確認してください。
潤滑油を使えば軋みの音が軽減することがあります。
サッシなどは下部にホコリが溜まりやすいため、こまめな清掃を心がけてください。
また、滑りが悪い場合は無理な開閉は厳禁です。
まとめ 意識して手入れ・確認することが大切
今回屋内の場所や部分ごとに手入れやメンテナンス方法をご紹介してきましたが、なんとなく流れ作業で行うのではなく「意識」して手入れ・確認することが大切です。
日頃から住宅に意識を向けることによって、些細な瑕疵やトラブルを発見でき、大きなトラブルや劣化を防ぐことが出来ます。
こまめに手入れ・確認して快適な生活を長く続けていきましょう。
※住宅「屋外」のメンテナンスについては住宅屋外の点検・メンテナンスや手入れ方法のチェックポイントまとめをご覧下さい!
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