マイホームを検討している方にとって大きな制限となるのが、「予算」です。
限られた予算で希望の場所や間取りなどを叶えたい場合に注目されるのが「中古戸建て」ですが、どういった特徴があるのでしょうか?
こんにちは!ビジベース管理人の『キク』(@busi_base)です。
住宅購入を考えるとまずはなんとなく「新築」を探す方が多いと思います。
しかし、最近は安く中古住宅を購入して、自分で好きなようにリフォーム・リノベーションをして暮らすというスタイルも人気が出てきています。
今回は是非検討の幅を広げていただく為にも「中古住宅」のメリットやデメリットについてご紹介していきます。
※新築住宅のメリット・デメリットについては「新築」住宅を購入する場合のメリット・デメリットをまとめました!をご覧下さい!
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中古住宅のメリット
購入代金が安く住む
中古を検討する方の多くが「価格を安く抑えることが出来る」というメリットを享受するためでしょう。
一度以上人が住んでいるという点・建物、設備が古くなり、価値が減少している為価格が安くなります。
実物を見ることが出来る
新築の完成前物件の場合、事前に現物を見ることが出来ませんが、中古の場合であれば実際に見学することが可能です。
「日当たりや内装のイメージなど、想定より違って失敗した」ということは避けることができます。
資産価値の下落幅が小さい
新築の場合「新築プレミアム」といった「新築」というある意味ブランドの価値が乗った状態ですので、一度でも誰かが入居して住んでしまうと即「中古物件」となり価格が下落します。
その後下落は建物価値が無くなる20~30年程経過するまで続き、それ以降は値下がりも緩やか又は横ばいに近い状態となっていくため、ある程度築年数が経過した中古物件を購入し、いつか売却した時は資産価値の下落幅は小さく済みます。
中古住宅のデメリット
建物・設備が古い
中古住宅は建築されてから数年~数十年経過しているわけですから、建物や設備が古い状態の場合が多くあります。
デザインが古臭い場合も多いでしょうし、状態によっては早めの改修やリフォームが必要になります。
価格的には魅力がありますが、「購入後の改修や修繕・リフォーム費用で結果的に高くついてしまった・・」という場合もありますので、予めそういった費用も見込んでおかなくてはいけません。
瑕疵のリスクが新築よりも大きく、保証も薄い
新築の場合は販売した事業者が「構造上主要な部分」や「雨水の侵入を防止する部分」について10年間の瑕疵担保責任が義務付けられている為、仮に欠陥が見つかったとしても安心です。
しかし、中古住宅の場合は通常引渡しから2年間しか瑕疵担保責任がつきません。
また築古の物件の場合、「瑕疵担保責任免責」での契約も珍しく無く、実際に住んだ後に大きな欠陥が見つかった場合はとても大きな費用が掛かるかもしれません。
※10年保証や瑕疵担保責任保険については新築住宅購入時の瑕疵担保責任保険や保証制度の仕組み・対象範囲をご覧下さい!
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新築住宅購入時の瑕疵担保責任保険や保証制度の仕組み・対象範囲
憧れの新築戸建てや新築マンションを購入したいけど、欠陥住宅を購入してしまったらどうしよう・・。 そのような不安を解消する為にも、万が一欠陥があった場合にどんな保証や保険制度 ...
耐用年数が短い
古い建材や技術を用いた住宅の為、最新の住宅と比べると建物耐用年数が短くなる傾向にあります。
さらに、築年数が経過した状態で購入するわけですから、建て替えまでの期間が短くなってしまいます。
まとめ 中古も視野に入れて探してみよう
中古物件も選択肢の1つにすれば、選択の幅も広がります。
あなたの理想のマイホームに出会う為には、中古住宅のことをよく知ることも近道の1つになるかもしれません。
※新築住宅のメリット・デメリットについては「新築」住宅を購入する場合のメリット・デメリットをまとめました!をご覧下さい!