不動産投資は人に対してサービスを提供するビジネスなだけに、「人に関するトラブル」も多いです。
こういった「人的リスク」はどのように対処していったらよいでしょうか。
こんにちは!ビジベース管理人の『キク』(@busi_base)です。
騒音問題やお隣同士での喧嘩など、ちょっとしたトラブルがきっかけで、どんどん被害が大きくなりがちなのが「人的リスク」の特徴です。
また、自殺・殺人など事件性のある物件は「告知事項」として今後、入居者を募集するにも、売却するにも大きく影響することになります。
今回はそんな人的リスクやそれに対する対策方法をご紹介していきたいと思います!
※その他の不動産投資におけるリスクについては【総まとめ】不動産投資のリスク・デメリット・対策一覧【保存版】をご覧下さい!
-
【総まとめ】不動産投資のリスク・デメリット・対策一覧【保存版】
「不動産投資は儲かる!」「不動産投資で不労所得!」なんて甘い言葉はたくさんありますが、リスク・デメリットから目を背けていませんか? いかにリスクやデメリットを対処して、市場 ...
スポンサーリンク
人的リスクとは?
人的リスクとは不動産賃貸業(投資)におけるリスクの一つで入居者同士のトラブルや入居者が犯罪に巻き込まれるなど、「人」が原因のリスクのことを言います。
強盗・殺人・自殺・孤独死と言った被害が大きいものから、騒音・ゴミ・近隣の揉め事・ペットの飼育などの契約違反などの比較的ありがちのトラブルまで実に様々な人的リスクがあります。
そういったリスクがあることで、なかなか借主が見つからなかったり、他の借主が退去してしまったりすることも考えられます。
ではこれらの人的リスクにはどのような対策を取っていけばいいのでしょうか。
人的リスクの対策・軽減する方法
入居審査を厳しく行う
一般的には不動産管理会社に募集業務をお願いしているケースがほとんどかと思いますので、自らが入居希望者を面接することはありません。
不動産管理会社が入居者の属性・現住所・引っ越し理由と時期・同居者・勤務先・収入・ペットの有無・連帯保証人などの必要事項の確認を行ってくれます。
入居審査後オーナーにその内容が伝わり最終判断を仰ぐことになります。
外国人・水商売関係の人・ペットを飼っている人・楽器を使用する人などは周囲の入居者と生活のずれが生じる可能性がありますのでよく考慮する必要があるでしょう。
また引っ越し理由がはっきりしない人、年末などの通常引っ越しに適さない時期の入居希望者には気をつけた方がいいでしょう
人は職業などで差別してはいけないとは思いますが、私たちからすれば他の入居者とのバランス、近隣住民・地域環境への影響なども考えなければなりません。
ある程度希望の条件に合った入居者を選ぶことは当然のことと言えます。
オーナーによっては法人契約・限定女性限定などと条件を出している場合もありますが条件を厳しくすればそれだけに行く者が集まりづらくなることを覚悟しなければなりません。
いい入居者を選ぶことに私たちが力を入れるよりも実際にはお会いはしないのですから、いい入居者を選定してくれる確かな目を持つ不動産管理会社を見つけ任せるべきです。
細々としたクレームに関しても対応してくれます。
補償サービスを利用する
入居者の適性を判断した後は必ず滞納保証会社の審査を行いましょう。
入居後に家賃滞納や夜逃げなどのトラブルがあった際、滞納保証会社が費用をカバーしてくれます。
入居者の自殺や他殺で空室が出た時にそのぶんの損害を補填してくれるサービスもあります。
自殺物件となれば入居者は激減し売却価格が下がりますので導入を検討しても良いかもしれません。
セキュリティ設備を導入する
セキュリティ設備を充実させることで空き巣や盗難などの被害が起こるリスクを抑えることも可能です。
防犯カメラやTVモニターインターホン・人感センサーライト・ピッキング対策キーなどの導入などで防犯対策が整っていれば、同時に物件の競争力アップにもなります。
まとめ 一人の力では無理、管理会社や補償サービスを使いましょう。
今回は人的リスクについてお話しましたが、人的リスクは一人で対処するには限界があります。
犯罪にも絡む可能性がある為、管理会社や補償サービスなどの力を借りて、少しでも安心出来る不動産経営を目指しましょう。
※その他の不動産投資におけるリスクについては【総まとめ】不動産投資のリスク・デメリット・対策一覧【保存版】をご覧下さい!
-
【総まとめ】不動産投資のリスク・デメリット・対策一覧【保存版】
「不動産投資は儲かる!」「不動産投資で不労所得!」なんて甘い言葉はたくさんありますが、リスク・デメリットから目を背けていませんか? いかにリスクやデメリットを対処して、市場 ...