不動産投資で意外と大きな費用になるのが、設備の故障や建物の修繕費用です。
数万円・数十万円の積み重ねが大きく影響することもあります。
こんにちは!ビジベース管理人の『キク』(@busi_base)です。
給湯器が壊れた・天井から雨漏りなど設備の故障や建物の不具合は突然やってきます。
見積もりを出したら数十万円なんてことは定期的にありますし、中には100万円を超えてしまうことも。
今回はそんな設備故障・修繕費リスクやそれに対する対策方法をご紹介していきたいと思います!
※その他の不動産投資におけるリスクについては【総まとめ】不動産投資のリスク・デメリット・対策一覧【保存版】をご覧下さい!
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設備故障・修繕費リスクとは?
設備故障・修繕費リスクとは不動産賃貸業(投資)におけるリスクの一つで建物及び設備が老朽化等により突発的な費用が発生するリスクのことを言います。
建物や設備は当然寿命があり、いつかは壊れて使えなくなってしまいます。
しかし事前に対策や計画をしておけば、ご自身の想定の範囲で十分対処をすることが可能です。
それでは設備故障・修繕費はどのような対策をすべきでしょうか。
設備故障・修繕費リスクへの対策・軽減する方法
新築物件やリノベーション済み物件を購入する
全て新品の新築物件であれば、当然劣化するまでの時間も一番長いですし、メーカーごとに数年保証も付いてきますので安心です。
同様にリノベーション物件であれば日常で使う設備はもちろん、給排水管なども新品に取り替えられていることがほとんどですので、大幅に故障・修繕リスクを軽減出来ます。
ただ、当然新築物件もリノベーション物件も価格は高くなりますので、本当に投資として収支が合うのかしっかり検討する必要があります。
設備の交換時期・建物の修繕時期を把握しておく
中古物件であれば、設備それぞれがいつ頃新品で取付けられたのか、建物がいつ修繕されたのかを出来る限り把握しましょう。
おおよその年数が分かればOKです。
あとは設備ごとに耐用年数、建物修繕の周期がありますので、いつごろどの設備が壊れて、いくらぐらい掛かるのかといった、シュミレーションを作成することが出来ます。
また、特に建物に関しては壊れてからでなく、20年~30年の修繕計画を立てて、メンテナンスをしていくことが、建物の寿命を延ばす一番の秘訣です。
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修繕費用を積み立てておく
区分所有マンションを所有している方ならすぐにイメージが湧くかと思いますが、毎月管理組合から修繕積立金(共用部分)を徴収されているはずです。
それと同じ要領で、一戸建てや一棟アパート・一棟マンションでも上記のシュミレーションから算出して修繕費用を積み立てておきましょう。
キャッシュフローがプラスだからといって、すぐ別のことに使う余裕は無いですよ!
損害保険を利用する。
火災保険や地震保険には加入している方が多いと思いますが、その中でも設備等の修繕に関しては「水漏れ」・「汚損、破損」が役に立つでしょう。
給排水管が故障してしまった際や、故意ではないが窓ガラスを割ってしまったなど適用になる機会が多いです。
また、火災保険会社によって異なりますが、特約で「電気的・機械的事故」を付帯することで設備の補償が可能です。
電気的・機械的事故とはエレベーターや太陽光発電設備・エアコン・給湯器・床暖房等の建物に備え付けられた機械の故障を補償する特約のことを言います。
劣化や消耗での故障は対象外ですが、建物に附属している設備は修理費用が高額になることが多いので検討してみても良いでしょう。
まとめ 事前にシュミレーションしておけば慌てずに済みます
設備・修繕費のリスクは対策をすることで、大幅に軽減することができます。
しっかりとシュミレーションや修繕計画を立てておけば、ほとんど対応できるはずです。
慌てることなく安定した経営をしていくには自分自身で考え、行動していきましょう。
※住宅設備の耐用年数や寿命の目安などは経年劣化した設備機器は耐用年数・寿命を見て故障前に交換しよう!をご覧下さい。
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