不動産投資用の物件を購入しても、普段は忙しく自分で管理は難しいと考える大家さんはたくさんいらっしゃいます。
そこで管理会社に管理を任せるわけですが、その契約形態は2種類に分けることができます。
こんにちは!ビジベース管理人の『キク』(@busi_base)です。
さて、良さそうな管理会社が見つかったらいよいよ不動産管理の契約となるわけですが、一般的に管理の委託契約は下記の2つ
・一般管理(集金代行)契約
・サブリース(一括借上)契約
の方法に分けられます。
今回はそれぞれの特徴やメリット・デメリットなどをご紹介していきます。
※管理会社を選ぶ際に確認しておきたいチェックポイントについては不動産投資で管理会社を選ぶ際に確認しておきたいチェックポイントをご覧ください!
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不動産投資で管理会社を選ぶ際に確認しておきたいチェックポイント
不動産投資を行う上で、物件を自分で管理する方法もありますが、会社勤めであったり他にビジネスをしていると「管理会社」に任せている方が多いのではないでしょうか?
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一般管理(集金代行)契約
一般管理契約とは家賃の集金業務を主として、入居者の維持・管理を行う契約のことを言います。
また、「集金代行契約」とも呼ばれ、一般的には家賃の集金業務だけでなく、
・クレームやトラブルの対応
・退去時の立ち会い、敷金の精算
・賃貸契約の代行、契約更新業務
・新規入居者の募集
・清掃、点検業務(管理会社による)
なども含めた様々な賃貸不動産に関わる業務を委託することができます。
地域やサービス内容によっても異なりますが、一般的に毎月の家賃の5%前後の管理手数料が相場となります。
ただし、サブリース契約と比べて、空室の保証はありませんので、入居者が入らない状態が続けば家賃収入が途絶えてしまいます。
サブリース(一括借上)契約
サブリース(一括借上)契約とは不動産会社が借主となる契約を行い、物件を借り上げ、一般の入居者へ転貸をする契約のこと言います。
「家賃保証」という名でサービスを行っている会社も多くあります。
入居者の有無に関わらず、不動産会社から毎月の家賃の80%~90%前後の賃料を受け取る事ができます。(つまり管理手数料が20%~10%ということ)
サブリースは空室の心配をする必要がなく安定した収入があるのがメリットです。
一方、自主管理や集金代行管理と比べて受け取る家賃が少なくなり、敷金や保証金・礼金・更新料などもサブリース会社の取り分となります。
また、家賃保証とあわせて、一般管理契約と同じ業務内容も全て含まれています。
空室でも安定した収入が確保できるため、メリットを感じるサブリース契約ですが、注意点も存在します。
よく、『20年・30年長期家賃補償』というようなフレーズでサブリース契約を勧める会社が多いので、「将来もずっと安心!」と思われるかもしれませんが、ほとんどのサブリース契約で「契約途中の家賃の見直し」が明記されています。
契約当初より年数が経過するにつれて、家賃が減額されていきトラブルになるケースが多くありますので、契約内容をよく理解した上で依頼するようにしましょう。
※さらにサブリース契約について知りたい方はサブリース(一括借り上げ)とは?メリット・デメリットまとめました!をご覧下さい!
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サブリース(一括借り上げ)とは?メリット・デメリットまとめました!
サブリース(一括借り上げ)方式は、アパート経営の経験が浅い人には楽で簡単な不動産投資だと思います。 しかしそれは本当に自分が選択すべき投資のあり方なのでしょうか? &nbs ...
まとめ メリットとデメリットを比較しよう
今回は、一般管理契約とサブリース契約の2種類について解説してきました。
個人的には利益を追求する為に一般管理契約を選択しますが、それぞれの契約形態によってメリット・デメリットが存在します。
あなた自身の状況や目標に向けて最適な方法を検討してみてください!
※管理会社を選ぶ際に確認しておきたいチェックポイントについては不動産投資で管理会社を選ぶ際に確認しておきたいチェックポイントをご覧ください!
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不動産投資で管理会社を選ぶ際に確認しておきたいチェックポイント
不動産投資を行う上で、物件を自分で管理する方法もありますが、会社勤めであったり他にビジネスをしていると「管理会社」に任せている方が多いのではないでしょうか?