不動産投資といえば家賃収入を思い浮かべる人が多いと思いますが、物件価格の変動は数百万~数千万円が簡単に動いてしまいます。
物件価格が下がることで損をするだけでなく、さらに恐ろしい事態になることも・・・。
こんにちは!ビジベース管理人の『キク』(@busi_base)です。
不動産の値下がりと聞けばバブル崩壊・リーマンショックなどが思い出されます。
ピークの時期に購入した物件が、数年後には数十%まで下落してしまったという話もよく聞きます。
家賃はなかなか下がりづらいですが、価格は大きな出来事があると大きく動きます。
今回はそんな価格下落リスクやそれに対する対策方法をご紹介していきたいと思います!
※その他の不動産投資におけるリスクについては【総まとめ】不動産投資のリスク・デメリット・対策一覧【保存版】をご覧下さい!
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【総まとめ】不動産投資のリスク・デメリット・対策一覧【保存版】
「不動産投資は儲かる!」「不動産投資で不労所得!」なんて甘い言葉はたくさんありますが、リスク・デメリットから目を背けていませんか? いかにリスクやデメリットを対処して、市場 ...
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価格下落リスクとは?
価格下落リスクとは不動産賃貸業(投資)におけるリスクの一つで当初購入した時よりも物件価格が下落してしまい、トータルの収益が悪化する・売却しようにも出来なくなるリスクのことを言います。
価格が下落して損をするというのは投資に付きものですのでイメージが沸くかと思います。
しかし、一番恐ろしいのは価格が下落した際に「ローン残高+諸経費>売却額」となる状況です。
こうなってしまうと差額分を自己資金で埋めない限りは原則売るに売れない状況が続きます。
人口減少・少子高齢化が進む日本では不動産の価格がこれからも上がり続けるとはなかなか考えにくいですよね。
また、土地の価格は減少はしませんが、建物は古くなればそのぶん価値が下がります。
では価格の下落にはどのような対策をすべきでしょうか。
価格下落リスクへの対策・軽減する方法
価格が下がるリスクの少ない好立地物件や条件を選ぶ
将来的に値下がりリスクの少ない好立地物件や条件を選ぶこと、これがなんと言っても大前提です。
都心部であれば駅近・周辺環境にあった部屋の大きさ・オフィスや学校などの有無を見極めることが大事です。
また、現況だけでなく、将来的な都市開発や計画なども確認しましょう。
管理をきちんと行うなど、収益力を確保する。
日々の清掃や修繕を行うことで老朽化のスピードを遅らせ、資産価値をなるべく下げないようにすることは可能です。
管理会社に任せている場合も、管理がきちんと行われているか定期的にチェックする必要があるでしょう。
利回りをキープする
家賃収入と物件の価格はある程度相関関係があります。
家賃が下がらないようにして利回り水準を高く維持できれば、物件の値下がりも防ぐことができます。
部屋をリフォームする、新しい設備を導入するなどの対策を講じて空室を出さない・家賃を下げないことが家賃収入を維持するポイントです。
繰り上げ返済を行う
繰り上げ返済を行えばローン残高も減ります。
ローン残高が減ることにより、価格下落時にも最悪、「ローン残高+諸経費<売却額」でありさえすれば、手仕舞いすることができます。
自己資金に余裕がある方は繰り上げ返済を利用するのも一つの手でしょう。
長期にわたる運用で計画する
物件価格が大幅に値下がりしても、トータルで見て一定の収益をあげられればその投資は成功したとみなすことができます。
例えば銀行からお金を借りて物件を購入したとします。
10年後に売却した時ローンの返済が終わっていなくても、「10年間で得た家賃収入+売却代金>売却時のローン残高+諸経費」であれば、結果として利益が出たことになります。
また、キャッシュフローがプラスでありさえすれば、他から補填することなく継続して投資を行うことができます。
継続してさえいれば、価格が上昇するのを待つことも出来ます。
長期に渡って投資を行うことである程度の利益を確保できるのが不動産投資の強みと言えます。
まとめ
今回は価格下落のリスクについてお話しましたが、価格が下落するという時は「買い時」とみることもできます。
しっかりと価格下落リスクの対策をして、チャンスの時に攻めることが出来る運営をしましょう!
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