不動産の購入・売却の最後のステップは「決済・引渡し」です。
大きなお金が動く重要な日になりますので、具体的にどのような手続きが行われるか、事前に把握することはとても大切です。
こんにちは!ビジベース管理人の『キク』(@busi_base)です。
決済・引渡しは買主が住宅ローンを借りる金融機関で行われ、売主・買主・不動産仲介会社の担当・司法書士が一同に集まる最後の手続きです。
緊張感がある場で、慣れていないせいもあり1~2時間程の手続きにも関わらず、「なにがなんだか分からず終わってしまった・・」という方も多くいます。
そうならない為にも、今回は不動産売却の決済・引渡しの流れについて解説していきたいと思います。
※決済・引渡しまでに売主が事前に必要な準備・手続きについては不動産売却の決済・引渡しに向けて売主が事前に必要な準備や手続きをご覧下さい!
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不動産売却の決済・引渡しに向けて売主が事前に必要な準備や手続き
ようやく長かった不動産の売却が決まり、売買契約を終えた瞬間はとても嬉しいものです。 ですが、売買契約を終了しても、決済・引渡しに向けてやらなけらばならない準備や手続きがまだ ...
※不動産決済・引渡し時の売主の持ち物については不動産決済・引渡し時の売主の必要書類や持ち物リスト、一覧をご覧下さい!
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不動産決済・引渡し時の売主の必要書類や持ち物リスト、一覧
不動産を売却するにあたり、引き渡す為の手続き等も終えると、いよいよ残すは「決済・引渡し」です。 後はしっかりと持ち物の準備をするだけですが、売主としてどんな持ち物や書類が必 ...
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1.登記申請手続き
不動産の決済・引渡しでは、まず司法書士という法律の専門家が必要書類の確認や本人確認を行います。
また、売主・買主にそれぞれ所有権移転登記書類が渡され、移転登記を司法書士へ委任する為の委任状へ署名・捺印をします。
2.伝票への記入
売買代金の残代金や登記費用、仲介手数料や固定資産税の精算金など、各当事者への支払うを行う為に売主・買主は伝票への記入や銀行印の押印を行います。
3.融資実行依頼
書類の確認や伝票への記入が終わると、買主が銀行から融資してもらう為のローンの実行を依頼します。
この融資によって、まずは一旦買主の口座に融資金が振り込まれることなります。
4.領収書への署名・捺印、書類原本等の引渡し
融資金が振込まれるまでに、30分~1時間程時間がある為、この間に領収書への署名・押印などを行います。
さらに、管理規約などの原本を確認してもらい、買主へ渡してしまう場合が多いです。
また、不動産会社が「引渡し確認書」を作成している場合も多いので、こちらにも記名・押印を行う場合が多くあります。
5.各精算・鍵の引渡し
融資金が振り込まれ、残代金等の振込が終わったら、残りの現金で引き出した仲介手数料や登記費用を支払います。
各当事者は受け取った金銭に対して領収書を渡し、売主は鍵を買主へ渡せば、決済・引渡しは完了となります。
まとめ 事前にイメージしておくだけでも違います!
決済当日は集まる人数も多く、慣れない手続きが続くため、戸惑うことが多いと思います。
しかし、今回の記事を参考にある程度事前に、決済・引渡しの際の流れを掴んでおくだくだけで、緊張を和らげることができます。
当日は落ち着いて、分からないことはしっかりと担当者に質問した上で対処していけば、無事に決済を完了させることができるはずです。
※決済・引渡しまでに売主が事前に必要な準備・手続きについては不動産売却の決済・引渡しに向けて売主が事前に必要な準備や手続きをご覧下さい!
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不動産売却の決済・引渡しに向けて売主が事前に必要な準備や手続き
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※不動産決済・引渡し時の売主の持ち物については不動産決済・引渡し時の売主の必要書類や持ち物リスト、一覧をご覧下さい!
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